今回の講師は、富士吉田市の企画財政課 水越欣一さまです。
富士吉田市総合計画の冊子や、50枚以上ものパワーポイントによる資料、水越さんの富士吉田に対する「思い」が伝わってきます!
ビジョン作りに関連して青年部も関心が高く、多くの部員が出席しました。
富士吉田市は、富士山を中心に栄え、縄文時代には、すでに新倉、明日見地区に村が存在し、その後、昔、実は江戸とも深い関わりがあったそうです。そして今でも江戸東京博物館には、富士吉田市が1坪ほどのスペースで案内されています。
また、明治〜大正〜昭和にかけては、地場産業である織物は、山梨県の主要産業でもあったそうです。

人口減少が予測される中(平成29年度には、予測人口51,000人)、水越さんによると、様々な取り組みをされているそうで、例えば、優れた水を活かした産業育成、慶應義塾大学連携によるスタディーツアー、テクノモールへの企業参加、職員派遣、さらには、高校や商工会議所との連携、というふうに、多岐多様にわたり富士吉田の活性化させようと取り組んでいるそうです。
その中で、何回も発言されていたセリフ、「豊かな観光資源があるにもかかわらず富士吉田は、それを活かしきれていない」と・・・

後半では、地域の磨き方として、(株)日本政策投資銀行地域振興グループ参事役の藻谷浩介さんの記事(資料)が紹介され、ビジネスに対する姿勢を正され、部員は真剣な眼差しで聞き入っていました。
最後に、まとめとして・・・
・主役は、市民や事業者の皆さんです!
・地域資源を生かした産業を伸ばそう!
・皆で取り組まなければ意味がない!
・ここに生まれ育った人々が、ここに暮らし続ける環境をつくろう!
今回のこの研修、かなり分かりやすく、感慨深いものがありました。